イライラを抑える方法【心理学で解決!】

イライラを抑える方法【心理学で解決】

『イライラして仕事が手に付かない…。』

『イライラを抑える方法が知りたい…。』

 

この記事はこんな悩みを抱えている方にオススメです!

 

 

なぜイライラするのか

そもそもどうして私たちはイライラしてしまうんでしょうか?

まずは具体的にイライラする状況を考えて、その原因を探ってみましょう。

 

イライラする状況

ケース1 理不尽に怒られている時

人間生きていれば理不尽な経験をすることがあると思います。例えば、自分の責任ではないのに怒られている時とかがそうです。

同じグループの人がミスをしただけで連帯責任だと言われ、自分もなぜか怒られる。

部活でサボっている人が一人いるだけで何故か全員怒られる。

個人的にもこのような経験が最近ありました。大学でペアワークの授業があるんですが、ある日僕のペアが遅刻してしまいました。僕は時間通り出席して真面目に授業を受けていたのに何故か僕まで減点。意味が分かりませんよね笑

自分で言うのもあれですが僕は寛容な性格です。しかし、そんな僕でも少しイライラしてしまいました。

 

ケース2 作業が思ったようにいかない時

勉強、運動、仕事とかでうまくいかない時ってありますよね。

周りにやれと言われたことを真面目にこなしているのに中々結果が付いてこない。

頭では分かっていても実践すると上手くいかない。

本当にこのやり方は合っているのか?自分にこの作業は向いてないのか?

などなど考えてしまい、その不安からイライラが発生してしまいます。

 

ケース3 怒りをぶつける対象がいないor自分の時

たまについてない日ってありますよね。デートの為にせっかくおしゃれしたのに歩いてたら鳥のフンが直撃とか、絶対に遅れたくない会議に向かう途中の人身事故とか。

一応原因は自分以外にあるんですがそこに怒りをぶつけるのはちょっと違う。

自分にフンをした鳥に怒鳴ったりとか、電車に轢かれた人を恨んで墓を荒らすとかしませんよね笑

怒りをぶつける対象がいない時、私たちはイライラしてしまいます。

また、夏休みの最後の日に溜まりに溜まった宿題をやっている時や、締め切り前に慌てて膨大な課題をしている時もイライラしますよね。

何故自分はこんな大変な目に合わされているのか。少し考えると自分が原因であることに気付く。もっと最初から計画的にやっていればこんな目には合っていなかったのに…と。

このように怒りをぶつける対象が自分であるときも私たちはイライラしてしまいます。

 

イライラの原因

ここまで私たちがイライラする具体的な場合をいくつか考えてきました。

ではイライラする原因って何なんでしょうか。

これは一概には言えませんよね。

例えばケース1、2の場合は、自分が不幸な目にあっている理由が納得できないor分からないというのが原因ですね。

 自分は悪いことをしてないのに怒られている!

 自分は頑張っているのに結果が出ない!

こういった心理がイライラを引き起こしています。

一方でケース3の場合は怒りをぶつける対象がいないんですね。正確には、対象はいるにはいるけどぶつけてもしょうがない、でしょうか。

その結果自分の中に怒りを溜め込むことになりイライラしてしまうんですね。

このようにイライラの原因というのは場合によって様々です。

しかし、イライラを抑える普遍的な方法は存在します!

 

イライラを抑える方法

 

間違ったイライラを抑える方法

イライラを解消する方法を想像させると、多くの人はものに当たる事を思い浮かべると思います。

漫画とかアニメでもイライラした人物がサンドバッグとかを殴ってるシーンが良くありますよね

有名なのだとクレヨンしんちゃんのネネちゃんとか笑

しかし実はこの方法は心理学的には間違っているんですね。

その理由について話す前にまずは正しいイライラを抑える方法について見て行きましょう。

 

イライラを抑える正しい方法

イライラを抑える正しい方法はごく単純です。

それは『静かに座ること』です。

え?そんな簡単なの?

と思うかもしれませんが、心理学的にはこれが最も有効な手段です。

ただ静かに座って目を閉じ、自分の感情状態を客観的に観察して見てください。

自分はどうしてイライラしているのか?

数分もすれば先ほどまで感じていたイライラは収まっているはずです。

 

なぜ静かにしているとイライラは収まるのか

感情は体によって作られる

心理学では人間の感情を決める要因として、体の状態が大きく関係していると考えられています。

例えば、特に落ち込んでいないのに俯いて歩いていると、だんだん気分が沈んできます。

俯くという行為は自分の気分が落ち込んでいる時に取る行動だからです。

つまり、体の状態によって感情が捏造されてしまうのです。

その為、ただでさえイライラしている状態でものに当たってしまうと、心理状態と体の状態が一致することでイライラが増幅してしまいます。

ものに当たるというのは人間が怒っている時に取る行動ですからね。

その為早くイライラを抑えたいのならば、リラックスした気持ちの時に取る行動をすれば良いのです。

『辛いときこそ笑え』という言葉がありますが、これもこの考えからきているものです。

家にいる時しかできませんが、寝転がるのも効果的です。

 

なぜイライラするとものに当たる?

なぜ私たちはイライラしているとものに当たってしまうんでしょうか?

これには人の欲求が関係しています。

人はストレスをかけられると

 『現状をコントロールしたい欲』

 『自己重要感を回復したい欲』

の2つの欲望が生まれます。

"自己重要感"

 自分という存在が自分にとって一番重要だと思うこと

 

この2つの欲求を同時に満たすことができる行動こそがものに当たるという行為です。

 その為私たちはイライラするとものに当たってしまうんですね。

 

まとめ

結局イライラを抑えたいときは『静かにリラックスした姿勢でいる』ことが大切です!

攻撃的な態度を取ってしまうと、自分のイライラが増幅する上に、周りまで不快に思わせてしまいますから絶対にやめましょう!